1949-04-13 第5回国会 衆議院 厚生委員会 第8号
しかも附近には岳麓一万町歩開拓の対象となる農地開拓に関しますかつての開拓営團、その他これに附帯いたしますあらゆる農業的の修練道場というものが幾多ございまして、これらは廣い野原の中に密集いたしました一部落をつくつており、あたかも無医村の状態に置かれてあるわけであります。
しかも附近には岳麓一万町歩開拓の対象となる農地開拓に関しますかつての開拓営團、その他これに附帯いたしますあらゆる農業的の修練道場というものが幾多ございまして、これらは廣い野原の中に密集いたしました一部落をつくつており、あたかも無医村の状態に置かれてあるわけであります。
○伊藤説明員 佐田町地区の開田工事は農地開拓営團で施行中でありましたが、これを昭和二十一年國営とし、さらに昭和二十三年この馬籠地区のみを縣の代行事業としたものでありますが、事実上は事業費莫大で中止の状態にあるといえるのであります。これも予算さえ追加せられれば事業も促進せられるのであります。
また現在の開拓営團のごともやり方では、ほんとうに落ちついて、そこに將來農産物を増産するというような者は、百人のうちに二割も歩止まりがないというような事実も御存じないことはございますまい。この上三百万町歩の開墾ということは、どこにそういう計画があるか。どこにその予算が計上されておるかというお尋ねをしたのであります。
事実この問題につきましては、一大不満が勃発いたしまして、方々においてこの開拓営團が問題を起しているのである。でありますから、どうしてもこの職業を正しく斡旋しなければいけない、生活ができるように斡旋しなければいかぬと思うのである。 同時に、失業している間、すなわち職業を與える前までは、ぜひとも失業手当を支給してもらわなけれぱいかぬ。
あの厖大な経費を濫費しておる開拓営團、実際上あの開拓の費用は、一反歩二千円以上にも達しておるのであります。自作農設置の美田の價格と比較して、驚かざるを得ないであろうと思うのであります。しかも、その経費の大なるものは、一くわも耕さない官僚の古手で充満されておる、いわゆる職員の経費である。ほうとうに身体で働く開拓者には、実際的には渡つておらないのであります。